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rag & boneのショートフィルム “Why Can’t We Get Along” の公開が決定

2018.06.06

rag & bone が2017に製作したショートフィルム “Why Can’t We Get Along”がこの度ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018にて公開されることとなった。

シネマトグラフィー、ミュージック、コリオグラフィー、ダンスとフィルムといった様々な分野で活躍するタレ ントをフィーチャーしたこの映像には、俳優のアンセル・エルゴート、ケイト・マーラはじめ、アメリカン バレ ー シアターのダンサー、ヒップレットのバレリーナ、YouTubeで大ヒットしたキャンディー・レイン, 「ブレッ トラン」のパルクールのメンバーなどが登場。

「このフィルムは、全く違う分野で活躍する個性あふれる素晴らしい才能を一つにまとめて、独創的なアプロー チでコレクションを発表しようというアイディアから生まれた作品です。当初はクレージーなアイディアかなとも思いましたが、完成したものを見たときにすごく報われ、またそれ以上にすごく楽しみながらこの作品に携わ ることができたと感じました」とrag & bone のCEO/ ファウンダー/クリエイティブディレクターのマーカス・ ウェインライトはコメントする。

コンセプトはコミュニケーションとアートを専門に活躍するSpecial Guest が発案。ベンジャミン・ミルピエと 映像ディレクターのアーロン・ダフィーとボブ・パーティントンが共同演出、ダリウス・コンジが撮影を担当。

“Why Can’t We Get Along” は様々な視覚実験を通して撮影された映像。普段の生活の中で様々な 視点からモノを捉えることが難しいということを示唆したメタファー。制作チームはメディアの出来る事の新たな可能性を追求しながら、新しい視点を再現することに挑戦した。 1日という短い撮影日の中で、ダリウス・コンジは特殊機材のベテランと呼ばれるトニー・ヒルとともに、ダンサーの動きだけでなく、カメラの動きも綿密に計算して構成を考えた。トニーが過去に開発した機材二台と今回の為に特別に開発された機材3台にArri社のAlexa Mini を搭載して捉えた映像とアンセル・エルゴートが iphoneで撮影したキャンディー・レインの映像をミックスし、驚きと躍動感のある力強い映像が生まれた。 シーンごとにビューワーの視点は普段見慣れているアングルから、全く新しい見たことのない視点へと移動させ られる。

この独自のアプローチを通して、“Why Can’t We Get Along”は遠近法と視覚的な実験というストーリーを展開。 サウンドラックはトム・ヨークがこの映像の為にオリジナルの楽曲を提供。その摩擦感を生み出すような音源が キャストの動きにあわせて緊張感を作り上げている。

キャストが着用している全て衣装はrag & bone の2018春夏コレクション。

Why Can’t We Get Along はショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018会期中

Fashion Film 部門として下記日程で2回上映される。

1回目: 6/8 (金) 20:00- @Omotesando Hills Space O

2回目: 6/13(水) 20:00- @Laforet Museum Harajuku

http://www.shortshorts.org/2018/