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DIESELの最新キャンペーンMAKE LOVE NOT WALLS

2017.02.24

ディーゼルの 2017年春夏コレクションの広告キャンペーンがスタート。これまでも広告を通じて数々のメッセージを発信してきたディーゼルの今シーズンのテーマは“障壁を壊す愛”。

「MAKE LOVE NOT WALLS(壁を築くのではなく、愛を育もう)」と名付けられたキャンペーンには「私達の間に精神的にも物理的にも立ちはだかる壁を取り壊そう、結束と愛という名のもとでひとつになろう」というそんなメッセージが込められている。

 

「ディーゼルは、憎しみというものに対して強く反対の意を唱えています。そして、これまで以上に世界中の人たちにそのことを知ってほしいと願っています。愛と共生は、僕たちみんながそこで暮らしたくなる社会、そして僕たち全員にとってふさわしい未来を創造する上で、不可欠なものなのです」とはアーティスティック・ディレクターのニコラ・フォルミケッティ。

今回のキャンペーンの指揮を務めたのは、ダイバーシティ(多様性)や世界中の人たちの権利に熱心に取り組んでいる、アメリカを代表するアーティスト兼フォトグラファー、デビッド・ラシャペル。フォルミケッティとともに手がけた広告や動画を通じ、文字通り壁を壊している。

 

「キスをする2人の船員をフィーチャーした、1995年のデビッド・ラシャペルのキャンペーン以来、現在に至るまで、ディーゼルは常に限界を押し広げ続けてきましたし、これからもそうし続けます。私たちは、恐怖心が原因で世界にさらに多くの壁が築かれ、世界が隔てられていこうとしているこの瞬間に、壁を壊すための鉄球を手にする必要があるのです」。

ディーゼルの創始者、レンツォ・ロッソはこのように語る。
今回のキャンペーンを象徴するのがレインボーカラーのインフレータブル・タンク。

戦争の道具という本来の目的を失ったタンクが希望の象徴として生まれ変わった。

かつては断絶のために使っていたマシーンを今、団結のために用いられているのが特徴的だ。